本日のワンダー藤井社長の基調講演は「CEATEC JAPAN 2007」における最大のショーであります。「どのようにジタバタするのだろうか」「どのような数字のイカサマで優位性を打ち出すのか」恐らくは次世代ウォッチャを自認する多くのハイテクマニアがワンダー氏の戯言に注目していたことでしょう。

【今日のワンダー】
・パラマウントのHD DVD単独支持について「映画ファンに申し訳ない」と謝罪?
・相変わらずゲーム機を含まないプレイヤー市場でのシェアで優位性を語る。
・そのくせPS3ユーザのアタッチレートの低さに言及する。
・勝ち目が無いと見るやパソコンへのドライブ展開をアピール。
・しかしHD DVDは読み込みのみ。PCで映画を観て欲しいらしい。
・ビデオカメラはHDD一本で行きたい
・BDが技術優先で規格を作ったから市場が混乱している。責任はBDにある。

記事を読む限りでは、いつものワンダー節と言うよりは泣き言に近くなってきているようにも感じます。もはや「記録メディアとしてのHD DVD」には力を入れるつもりが無いように感じました。まぁ現実的にはDVD-R DLメディアの2倍以下の容量しかないですからね、HD DVD-Rは。もはや次世代ディスクと呼ぶのも抵抗があります。

過去に何度も書いていますが、私は「良いものがスタンダードになって欲しい」と思っているだけです。どちらが本家なのか元祖なのかは我々ユーザには関係が無いことです。むしろ当初は困難だった事を技術で次々と克服しているBlu-rayの普及の邪魔をしているだけなのがHD DVDです。

「CEATEC JAPAN 2007」の総括としては、日本における次世代ディスク戦争は終了しました。まぁ松下の偉いさんは「戦争は無かった」とコメントしていますが(笑)次は欧州/北米での本当の戦いに勝利しなければいけません。HD DVD陣営の廉価プレイヤーに対抗するだけの価格競争力を持つプレイヤーの投入が待たれます。プレイヤー価格で対抗できればBD陣営に完全に死角は無くなります。

最後に、私も「ハイビジョン・ラバー」を名乗っても良いですかね?(笑)

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071005/ceatec16.htm