まぁ「船井電機」です。正直日本ではブランド力が強いとは言えませんが、今回発表された低価格BDプレイヤーの性能を見ていると侮ることは出来ません。と言いますか、現時点のフルスペックが搭載されてますね。デザインも精悍でなかなか格好良いですし。

HD DVDの低価格機は1080iまでの出力だったりと中途半端な性能(尚且つダンピング紛いの廉売で大赤字の代物)ですので、FunaiのNB500が満足できるスペックを維持しつつ300ドルを切る価格で「利益」を出せるとなると、他社からのハード参入も今後期待できます。

「プレイヤーシェア」も昨年末辺りからBDが猛追してますし(既に逆転しているとの話も)、今回のワーナーショックで勢いが加速していく事が予想されます。Funaiの低価格機がプレイヤー市場を牽引していく可能性も高いですね。

でも日本での発売は可能性が低いですかね、大手量販店と提携して独自ブランドとかなら可能性はあるかも。レコーダ市場が強い日本とは言え、ある程度のシェア以上を求めるならば手ごろな価格のプレイヤーが必要になります。SonyはPS3がありますが、松下・シャープ辺りからも3万円前後のプレイヤーの登場が待ち望まれますし、最終的には日本製が1万円前後で入手できるようにならないと更なる普及は厳しいですから。

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080107/funai.htm?ref=rss