日本公式ページもリニューアルされ、いよいよ「home」も本格的な始動が近づいている事が感じられます。他機種では真似が出来ないPS3の象徴となるぐらいのサービスに成長させて欲しいものです。

下記URLの通り海外ニュースでは色々な情報が掲載されているのですが、homeに関する情報については慎重に扱う必要がありそうです。既報の通り国内ユーザに配信される「home」は日本風にローカライズされるからです。日本独自仕様の情報はもう少し待つ必要がありそうですね。

http://www.psxextreme.com/ps3-news/2526.html
http://www.computerandvideogames.com/article.php?id=181346

さて、「home」とはどのようなサービスでしょうか?
SCEEのコメントを拝借すると「チャット、ソーシャル・ネットワーク、YouTube、オンラインゲームが統合されたサービス」との事です。様々なスペックが混在するPC用ソフトとは違い、PS3の均一で尚且つパワフルな性能を活かした高度な3D表現が魅力です。

この「ネットワークを経由した相手と同じものが表現されている」事は何気ないようで、実は結構重要な事だと考えています。回線状況によりレスポンスの差が発生するのは仕方ないとしても、同一ハードによる均一の環境と言うのは開発側にとっても魅力的です。例えばhomeでは衣装や小物等のダウンロード販売が予定されていますが、ハードによって見え方が違うとコミュニケーションにも影響してきます。その他の表現に関しても同様で、開発側はインフラだけを考慮すれば良いのです。それは利用者側の利便性にも影響してきます。

「セカンドライフ」との比較は実際にリリースされてからの話になりますが、あくまでもPCソフトの「セカンドライフ」とゲーム機であるPS3上で動作する「home」は稼動場所が違います。homeはリビングにおけるネットワークコミュニケーションの中核に躍り出る可能性もありますし、SCEがそれを視野に入れているのは間違いないでしょう。

勿論、懸念材料もあります。
・「homeのサービスはゲームに向かっているわけではない事」
平井社長は改めて「PS3はゲーム機」と宣言しました。確かにPS3は高機能なBlu-rayプレイヤーであり、ユニバーサルプレイヤーとしても優秀です。欧州を中心として海外ではゲームソフトも売れていますが、「home」はゲームソフトの売上げを阻害する要因になる可能性もあるのです。PS3専用ソフトとの連動についても「トロフィー」機能程度しか現時点では見えていません、これではXboxLIVEの実績機能と大差はありません。もう少しユーザーが「ゲーム」に向かうような作りも必要だと思うんですけどね。

・ネットワーク負荷によるレスポンス
MMORPG経験者としてはどうしても気になります。世界約1000万台のPS3が同時にhomeに接続される環境までは必要ないとしても、100万人が接続したらどうなるのか?
勿論、現在はフル稼働でテストが行われているのでしょうが、最大接続ユーザをどの辺りに設定して帯域を調整しているのかが気になります。回線が近いユーザを選択して1000人規模のサーバに閉じ込めるとかの方法になるのでしょうか?

最初のレスポンスや印象で「home」が成功するかどうかの大きな分岐点になるでしょう。個人的には一番最初のバージョンはレスポンス重視で、それから出来る事を増やしていく方がユーザーの食いつきも良いんですけどねぇ。

SCEがどれだけのソフトに仕上げてくるのか、色々な意味で楽しみで仕方ありません。

日本公式
http://www.jp.playstation.com/ps3/home/index.html