日本IBMが発表したブレード・サーバー「BladeCenter QS22」に搭載されるCellは倍精度浮動小数点演算を5倍に強化した新しいプロセッサです。
今回はIBM独自の強化プロセッサですが、今後もCellの苦手な部分を改善したり、別の機能を追加した派生CPUが登場する可能性は高いでしょう。私は単純にCellのPPEやSPEのユニット単体強化や、ユニットを増やす事による性能アップしか予想していませんでしたが、Cellの未来形はまだまだ予想の付かない姿になるのかもしれませんね。
そういえば東芝も「SpursEngine」でCellプロセッサの可能性を広げようとしています。東芝のレコーダ戦略等は納得していませんが、Cellの盟友として別の道でがんばって欲しいものです。
PS3は10年の製品スパンが見込まれていますが、次世代PSへの基礎研究は勿論進められているでしょう。更なる次世代機が現実味を帯びてくる頃には更なる高解像度のテレビが一部のマニア向けとして発売されているかも知れませんし、CPUパワーは幾らあっても困りません。
次世代PSが過去資産(PS+PS2+PS3)を継承する為にはCellプロセッサの系譜CPUが搭載される事は間違いないでしょう。そうです、私はPS3に傾倒した一人である事を自認していますが、同時にCellプロセッサにも魅了されているハイテクマニアなのです。
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