・EURO2008決勝
現実のEURO2008は見事スペインが優勝しました。私のFIFA08プレ決勝と勝敗結果は同じでしたが、内容は現実の試合の方がはるかにスペイン寄りでしたね。きっちりと決めていれば3:0ぐらいが妥当な試合展開でしたが、トーレスの決勝ゴールはゲームのように美しくも強いプレイでしたね。
次のビッグイベントは勿論WC2010になりますが、その時は「FIFA 10」で同じようにプレ決戦を行っているでしょう。はたしてその頃のサッカーゲームがどのように進歩しているのか、大いに期待したいところです。当然のように11vs11のオンライン対戦も実現しているのでしょうし、出遅れているウイイレもそろそろマシなHDゲームを出してきている頃でしょう。
余談ですが、先週ようやくスカパーe2に加入しました。今年からe2でもJリーグ完全生中継が実現されていますし、一部はハイビジョン放送ですから悪くありません。日曜日のガンバ大阪×札幌のハイビジョン放送を録画しましたが、ハーフタイムをカットすればBD-R1層に2試合入りそうです。SDの試合なら1層に4試合ですからDVD-Rに比べるとはるかに扱いやすくなりました。
・ファームウェアVer2.40
海外サイトではいち早く実機映像が配信されたりと大騒ぎになっています。RSSで拾ってくる海外ニュースも大半がFW2.40の話題ばかりです。
しかし「in-game XMB」や「トロフィー」に殆ど興味がない私としては、どうにも温度差を感じてしまう状況です。私自身は対戦をそれ程好まない性格という事もあり、海外ゲーマーの実績機能大好きっぷりには若干引き気味だったりします。
HDD内やDLNA経由の動画コンテンツ高画質化なんぞがこっそり追加されていたら狂喜乱舞なんですけどねぇ。動画配信サービスに合わせて高画質プログラムは出してくるかも・・・。
・なぜSCEJのゲームジャンルは偏ってしまったのか
以前も書きましたが、SCEJブランドのタイトルはゲームジャンルがどうにも偏っています。「四季庭」「AFRIKA」「PixelJunk Eden」「Flower」「AQUA」と厳密には同じジャンルではありませんが、共通して「癒し」を感じさせるソフト群です。私は大好きなゲームジャンルですが、一般層に受けるかどうかは全く別です。
こういったソフトは一通りのジャンルを質・量ともに満足させてからでも遅くは無い訳で、「ゲームが少ない」と世間一般に認知されがちな日本国内のPS3市場には効果が少ないのです。では、なぜジャンルは偏ってしまったのでしょうか?
単純な話です。90%近くまで開発が進まない限りはSCEJがタイトル名すら発表しないからこのような状態になっているだけでしょう。「AFRIKA」以外は規模が小さめな環境系ソフトが早く世に出てしまっている現状だと思われます。ロンチ時に、今頃はサードがもう少し活発に動いていると目算を立てていたのかもですね。
昔から指摘し続けているSCEJの秘密主義。皮肉な事にSCEA/SCEEがごく自然にオープンなだけにSCEJの不自然さが際立つのです。平井社長はSCEを統括する立場ですから日本国内だけ閉鎖的な手法を敢えて指示しているとは考えられません。そうなるとジャパンスタジオの人事異動によって何かが変わるかも知れません、変わる事を期待したいものです。