東京ビッグサイトにて開催されている「コミックマーケット76」の場にて「咲-Saki-」のゲーム化が発表されました。現時点で明らかにされているのはハードがPSPである事だけで、発売時期は勿論、ゲームの詳細についても不明のようです。さすがに麻雀ゲームになる・・・でしょう、多分。

実は東京ガンダムツアーの時にタコスを食べた縁もあって「盆の白騎士マラソン4Days」開催中にアニメ版「咲-Saki-」を1話から最新話まで一気に観たんですよね。本当に偶然ですがキリの良いところまで視聴することが出来て良かったです。

アニメ作品もゲーム映えする派手な演出や個性的なキャラクタが多数登場しますし、各キャラクタとのオフライン対戦をゲームの中核として作り込めば面白いゲームになるはずです。逆に作品人気に乗じただけの、アドホック対戦重視の作りに投げられてしまう可能性も残されていますが。

20年前に発売されたPCエンジン版「ぎゅわんぶらあ自己中心派」は、フルボイスでキャラクタの個性を活かした実に楽しい麻雀ゲームに仕上がっていました。現在はキャラゲー云々に関わらず、しっかりと作り込んだ面白いゲームが求められています。原作はスクウェア・エニックス発行の雑誌に掲載されていますし、適当なゲームでは逆に評価を下げてしまうことになるでしょう。

ってスクエニ発行雑誌の作品でもゲームは別の会社が出すのね。「鋼の錬金術師」のPSP版もバンナムから出るのか。

しかし、桃子の捨て牌が画面から消えるのは勘弁・・・だけど消えるんだろうなぁ(笑)

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ゲームとは別の話なので分けて書きますが、中学生時代に阿佐田哲也のギャンブル小説を一通り読んでいた私としては「咲-Saki-」は違和感なく楽しむことが出来ました。元々運要素が強い娯楽ですから、麻雀を題材にした作品は昔から荒唐無稽な要素が強かったんですよね。「東一局五十二本場」とか凄く面白かった小説ですが、阿佐田氏の小説を麻雀バトル物と期待して読むと裏切られるのでご注意を。