カプコンより2010年3月18日発売予定の「ゴッド・オブ・ウォー コレクション」及びSCEJより2010年3月25日発売予定の「ゴッド・オブ・ウォーIII」発売前体験イベントが都内で開催されました。私も小雨が降る中、異様なまでの「男祭り」の熱気にあてられてきました。


※体験イベントの模様

まずは、今回参加されたブロガーの方は下記の通り。

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今回の体験イベントはカプコン及びSCEJの方からの作品紹介に続いてGOWCの試遊が30分、その後GOW3を1時間試遊した後にディスカッションタイムで2時間強のイベントは慌ただしくも濃密に終了しました。

会場は40型ブラビアと新型PS3が設置された一人一人個別のテーブルが用意され、フロアスペースの照明やテーブルの配置、そしてスタッフの人数等々ゲームプレイに最適な環境で体験することが出来ました。GOW3製品版を日本で初めてプレイ出来たという高揚感も含め、「いつまでもいたい」と思わせる時間と空間でしたね。

素晴らしい体験会を開催して頂いたSCEJに感謝。

※「ゴッド・オブ・ウォー コレクション」とは
さて、まずは「ゴッド・オブ・ウォー コレクション」を紹介します。
このタイトルは2005年に発売された「ゴッド・オブ・ウォー」及び2007年に発売された「ゴッド・オブ・ウォーII 終焉への序曲」というPS2の名作アクション2本がPS3用にリメイクされてBlu-ray1枚に収録されたものです。

「ゴッド・オブ・ウォー コレクション」のセールスポイントは下記の通り。

・アクションがより滑らかに!!(60フレーム化)
・グラフィックがより綺麗に!!(HDグラフィック)
・衝撃プライス4,990円

それ以外にも「トロフィーの追加」が強化点として上げられますが、一番の売りは「全てのPS3でGOWI/IIが楽しめる」事でしょう。私は初期型PS3を所有しておりますのでオリジナルのGOWI/IIをプレイする事が可能ですが、現時点で普及しているPS3の大半はPS2互換機能が搭載されていません。既にPS2を片付けてしまった私のようなゲームファンも多いでしょうし、PS3ネイティブで動作し尚かつ2作品がBD1枚に収録されたGOWCは「存在そのものがセールスポイント」なのです。

イベント冒頭でカプコンのアシスタントプロデューサー内田氏による作品紹介の中でも「まずは世界最高峰のアクションを楽しんで下さい。そしてGOWCでGOW3へと連なるクレイトスの深さや業というものを感じ取っていただきたい」とコメントされました。

確かにアクションゲームは「目の前の敵を倒す」事で大抵の場面がクリアされますし、ストーリー性はさほど重要とされていないゲームジャンルでしょう。しかし数多く存在するゲーム主人公の中でもクレイトスは決して善人とは言えない部類で、そのクレイトスの怒りや行動の起源を我々プレイヤーがストーリーを介して理解する事によりゲームへの没入度は更に高まることでしょう。

GOWCの宣材資料に記載されている通り、まさに「伝説は、ここから始まった!」作品なのです。

Gowc

※プレイしました
PS2版もハードの性能を使い切ったと表現される程の美麗なグラフィックが売りでしたが、そのオリジナルから極めて短い期間で施されたHD化とは思えない高精細なグラフィックには驚きました。40型HDTVに映し出しても不満のないレベルです。

イベントではプレイ時間が2本で30分という事もあって、ほんの序盤を触る程度なんだろうなぁとプレイ前には思ってしまったものの、GOWは冒頭からクライマックスのテンションで盛り上げてくるゲームだという事を失念していました。最初のゲームプレイからグイと引っ張っていく演出や操作感に改めて「高純度な近代アクションゲーム」の凄さを再認識するのです。純粋に「最高峰のアクションゲームがPS3用タイトルとしてリリースされる」と考えても良さそうです。

少し気になった点を書いておきます。
まず、音声はPS2オリジナルと同様の日本語吹き替えですが、ムービーはPS2版をアップスケールする形で流用しているようです。「NINJA GAIDEN Σ」程ではありませんが、プレイ映像の方が美麗でした。このあたりは移植コストや期間を考えると仕方がない部分でしょう。

また、「ゴッド・オブ・ウォー」と「ゴッド・オブ・ウォーII」を切り替える際には一旦ゲームを終了してXMBに戻る必要があります。メニューから両タイトルを切り替える事はソフトの仕様上出来ません。

そしてGOWとGOW2でL1/R1及びL2/R2を使ったボタン操作が一部入れ替わっています。両作品には2年間のリリーススパンがありますので、その期間の操作体系見直しになるのでしょう。基本的な操作感覚はGOW3までシリーズを通して踏襲されていますので、プレイ中の違和感というレベルではありません。

今回のイベントのように短時間に両方のタイトルを切り替えてプレイする機会は実際には殆ど無いと思われますし、最後の2点はGOW1→GOW2と続けてプレイすれば気にならない事です。

※プレイ後の感想
年度末前後はどの企業も忙しく、私も今まで以上にゲームに時間が取れていない状況です。個人的に最も忙しい時期であろう3月中旬~末に発売される「ゴッド・オブ・ウォー コレクション」及び「ゴッド・オブ・ウォーIII」は実に楽しみにしているソフトではありますが、諸事情から「まずはGOW3からプレイして、時間が空いたらGOWCかな・・・」と予定していたのも事実です。

しかし今回のイベントで「ゴッド・オブ・ウォー コレクション」の凄さを体験した事で、「やはりGOW1からプレイしよう」と思い直しましたね。時間的に色々と無理をする事になりますが、それだけの価値はある・・・と。

次は「ゴッド・オブ・ウォーIII」体験レポートに続きます。

公式サイト
CAPCOM:ゴッド・オブ・ウォー 公式ポータルサイ
GOD OF WAR III


B0032UX9IUゴッド・オブ・ウォー コレクション
カプコン 2010-03-18

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B002C1ARGWゴッド・オブ・ウォー III(初回生産版:主人公クレイトスの「スキン」ダウンロードプロダクトコードチラシ封入)
ソニー・コンピュータエンタテインメント 2010-03-25

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B0032UX9HQゴッド・オブ・ウォー トリロジー
ソニー・コンピュータエンタテインメント 2010-03-25

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