国内では2010年3月25日に発売される「ゴッド・オブ・ウォーIII」が北米では一足早く発売されました。それに合わせてPlayStation Blogではローンチトレイラーも公開されています。

見た事が無い映像が山のように盛り込まれていますねぇ。ネタバレ等が気になる方はスルーした方が良い・・・と私も思っていた時代がありましたが、GOW3については関係無いと敢えて断言しましょう。実際にコントローラを握りしめた状態で目前のHDTVに映し出されたビジュアルの迫力は段違いです。

しかし、以前のレポート記事では「ゴッド・オブ・ウォー コレクション」を先にプレイしようと決めていましたが、最新のGOW3トレイラーを観てしまうと迷いが生じているのも事実。どうしようかな~。

Gow20100317

さて、少し前の記事になりますが、4Gamer.netにGDC2010で開かれたGOW3セッションが紹介されています。その中でも「クレイトスルール」についての説明が興味深いのでご紹介。

・クレイトスは絶対に笑わない
・たとえ相手が巨大でもセンターポジションは譲らない。なぜならクレイトスは恐怖を感じないから
・クレイトスは絶対に背中を地ベタにつけない。つけるときは死んだとき
・クレイトスはつねに前へと進む。逃げるような動きは決して用意されない

大作ゲームは長い年月と大勢のスタッフで制作されます。「ゴッド・オブ・ウォーIII」も例に漏れず、3年間の開発期間で約100名という大人数が作品に関わったとの事です。そして、それらの開発工程は物語の主人公でありゲームの中心であるクレイトスの「壮大な戦い」を「驚愕のビジュアル」で表現するためだけに費やされているのです。

クレイトスルールはその為の約束事のようなもので、外注も含まれている開発陣全員にルールを周知させることでクレ様のビジュアルやモーションに統一性を持たせる事に成功しているようです。これは別段ゲーム開発に限らず、どのような仕事でもある程度のルールを明文化して周知させることはプロジェクト運用では大切な事です。開発陣全員が意識を共有させる事で初めてゲームソフトの質と量を両立させることが出来るのでしょう。

既に海外サイトではサンタモニカスタジオ次回作の噂や情報も流れてきていますが、私はただ「ゴッド・オブ・ウォーIII」の発売を、そして体験会の続きを楽しみにしているだけです。

公式サイト
CAPCOM:ゴッド・オブ・ウォー 公式ポータルサイ
GOD OF WAR III God of War III Out Today! – PlayStation Blog

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4Gamer.net ― [GDC 2010]クレイトスルールってなんだ? 「ゴッド・オブ・ウォーIII」の戦闘シーンはこうして作られた(ゴッド・オブ・ウォーIII)

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