楽しい噂には乗ってみようじゃないかという事で、今回取り上げてみたのが「テイルズ オブ ユナイティア」です。

実はこのタイトル、2009年春には商標登録されています。その後「テイルズ オブ ヴェスペリア」PS3版が発表された事もあって忘れ去られていたタイトルが1年後に噂情報として復活しています。

PS3 テイルズ オブ ユナイティア
→12月15日水曜発売を目指して開発中の15周年記念作品、7800円

はっきり言って信憑性も何もありませんが、裏付け云々以上に何かを感じさせる情報には間違いありません。既に様々なブロガーに取り上げられ、信憑性が低い事を前提としつつも「来てもおかしくないよね」に近いニュアンスで扱われています。

ユナイティア情報が噂にも関わらず妙な説得力を与えているのは幾つかの要因が考えられます。

まずは2010年度におけるバンダイナムコのハード別発売本数で、PS3タイトルが他HDタイトルよりも5本多いことです。既に発表されている「Another Century's Episode:R」を差し引いても4本のPS3独占タイトルが未発表なのです。

そしてもう一つ、2009年9月に後発で発売されたPS3版ヴェスペリアが見事な結果を残したことです。年末に発売された完全新作のWii用グレイセスをも圧倒している訳ですから「次に繋げる」これ以上ないアピールに成功したはずだと私は受け止めています。

2009年9月に発売されたPS3版ヴェスペリアの存在が正式に明らかにされたのは2009年4月上旬です。本当にユナイティアが噂通り2010年12月15日の発売を目指して開発されているのであれば正式な発表は6月あたりになるかも知れません。そういえばアイマス5周年ごろに新作が発表されると1年前のイベントでアナウンスされてましたが、もうその時期なんですね。バンダイナムコが過去の清算を完了させる日は思ったよりも近い・・・のかも知れません。