今まで殆ど取り上げてなかった「PSP go」について久々に書こうかなと。

欧州では2010年4月1日以降に「PSP go」を購入した全ての人に10本のフルゲームを無料でダウンロードできるというキャンペーンを実施するとの事です。

無料対象タイトルも「GranTurismo」「LittleBigPlanet」「2010 FIFA World Cup」「Grand Theft Auto」辺りが含まれる現時点の主力級タイトルばかりで、結果として本体はタダのようなものです。縁起悪いですが、ここまで来るとHD DVDを思い出してしまいますねぇ。中途半端に半角スペースが入っている商品名も似ていますし。

主力のUMDモデルは相変わらず好調な日本でも「PSP go」は奮っていない状況です。実際に触ってみると「良く出来たガジェット」であることは伝わってきますが、「価格の高さ」「UMDが使えない」という消費者に対するマイナスイメージを払拭することが出来ていないのですから売れなくて当然としか言いようがありません。

前述した欧州キャンペーンのような10本までは求めなくても、魅力的な人気タイトルが3~5本選べるキャンペーンならば興味も出てきますが、日本では今月末まで実施しているモンハンP2Gキャンペーンぐらいです。

今の時代、ゲーム情報を追いかけていたら自然と海外情報もわんさと入ってくるわけで、私も含めて若干なりとも「PSP go」に興味を持っている人達ですら、今回のようなキャンペーン情報を知ってしまうと様子見が継続されてしまうだけです。それまでは現在持っているUMDモデルを使用すれば良い訳ですから。

さて、こうなると今年中には発表されるであろう次世代PSPについても、スペック云々以上に気になるのはUMDの有無です。ぶっちゃけ次世代PSPがUMDレスで成功(勝利ではない)する為には、任天堂次世代機と協力して両陣営ともダウンロード専用モデルにシフトする必要があるでしょう。しかし、ライバル機が既に後方互換性を発表しているだけにスロットが搭載される可能性は高いでしょうねぇ。んー。スペックは楽しみだけど、PSP2の発表は色々な意味でドキドキする(笑)


最後に余談でも。

私はゲーム等の情報を集める時、情報を「興味がないニュース」「悪いニュース」「良いニュース」の順番に分類しています。所有していない機種固有のニュースは「興味がないニュース」として真っ先に除外している為、ビックリするほど他機種の情報に疎いゲームブロガーが存在している訳です。

そして残った「悪いニュース」「良いニュース」の中から記事にする情報を選択するのですが、今回の情報は私にとって「圧倒的に悪い情報」です。日本で「PSP go」に興味を持っている一人としては、ますます買い控えしたくなる情報ですからねぇ。

公式サイト
PlayStation.com(Japan)|PSP®goでモンハンやろーぜ!

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