英国ゲーム雑誌「gamesTM」最新号のインタビューにて「メタルギア ソリッド ライジング」のプロデューサー松山重信氏が本作品の登場キャラについてコメントされています。







インタビューによると松山氏は「MGSRにはそれ程多くのキャラクターを登場させるつもりはありません。より多くの新規プレイヤーに遊んで頂く為に、メタルギアサーガの背景を詳しく知らなくても楽しめる作品が必要です。」とコメントされています。

確かに小島監督謹製「メタルギア ソリッド」シリーズの設定や物語、人間関係は複雑極まり無い状態です。実際にPS3「メタルギアソリッド4」が発売されたタイミングでPS3用アプリとしてMGS用語データベースが配信されたぐらいですから相当なものです。

一応、MGSRの時代はMGS2とMGS4の間に設定されていますが、小島監督の手を離れた新生メタルギアは物語性をなるべく切り離した単純明快なアクションへと転換しています。その事はE3あたりで発表されたトレイラーやコメントからも伺えます。まぁ小島メタルギアの特徴である「緻密なゲームプレイ」と「メッセージ性の高い物語」が融合されたゲームを真似しても超えることは不可能ですしね。

私はメタルギアシリーズの物語性やキャラクタに大きな魅力を感じている人ですので、MGSRの制作方針について歓迎している訳ではありませんが、スピンオフ作品だから仕方ないよね・・と割り切っています。

関連記事
VG247 » Blog Archive » Not many MGS regulars returning for Rising, says Kojima Productions
MGS: Rising won't see many returning characters -- PlayStation Universe