お盆の連休は久々のゲーム三昧しています。未だにクリアしていない「白騎士物語 -光と闇の覚醒-」もようやく最終局面?という事で今はレベル上げに専念しています。本日の雑記は白騎士レベル上げのお供に視聴した作品の感想を簡単に書いてみようかと。少し古い作品ばかりですけどね。







・「亡念のザムド」
PlayStationStore独占アニメ作品として2008年9月より配信開始、そして配信終了後の2009年4月よりテレビアニメとして半年間放送されました。Store独占タイトル時代も興味はあったのですが、レンタル方式に納得できずに未視聴のまま。

そして今回ようやく一気に視聴した率直な感想としては「暗い」。以前も書いた「鋼の錬金術師FA」も物語自体は相当に暗いのですがコメディ演出をバランスよく盛り込んでいましたし、何よりテンポが良くて活劇としても面白かった。ザムドは設定も判りづらいので、レンタル視聴のみだったStore配信独占タイトルとしては相応しくなかったのかも。

・「グインサーガ」
これまた2009年4月から半年間放送されたNHKアニメで、原作は私が中学生の頃から読んでいた同名の小説です。アニメでは原作の16巻までが制作され、私自身20年以上ぶりにグインサーガの冒頭物語に触れることが出来ました。原作既読者としては懐かしさもあって最後まで楽しめましたが未読者にはどうでしょうね?台詞にも頻繁に出てくる諺や「~にかけて」の誓いとか、時間や距離の専門用語とか、アニメ本編では特に説明も無かったですし。

キャラクターデザインについてはやや古めに感じるぐらいのデザインが個人的には好印象でした。でも、アニメ本編では小説版のような過剰に装飾された表現は控えめでしたね。今のライトノベルあたりではメディア展開も想定しているのか、それとも時代なのかアルド・ナリスのような「この世でもっとも美しい人間」と頻繁に表現されるキャラクタは少ないような気もします。アニメ化されたときのハードル上がりますからねぇ。

声に関しては内田夕夜さん演じるナリスがいつ太陽王に変身するのかが気になって仕方ありませんでした。個人的にツボだったのはヴァレリウスの藤原啓治さんですね。いや今回のシリーズだけなら良いのですが、もし2期3期4期5期なんぞ展開されたモノなら・・・悶絶しそうだ(笑)カメロン提督の大塚明夫さんはハマりすぎだけどイメージよりも貧相、マリウスの上条さんはちょっと可哀想かな・・・マクロス形式で歌は本職の人に演じて欲しかった。

植松伸夫さんの音楽も少し大人しめかなと思いましたが世界観に良くあっていました。でも植松さんには90年代初期のような外連味たっぷりのメロディラインを未だに求めてしまうのですよね、そういう時代ではないとは判っているのですけど。

うーん正直愛想を尽かしたはずの作品なのに、なんだかんだで結構書いてしまった。これでも相当抑えたのですけどね、キャスティングの話だけで10倍は書けそうだ。