2009年にスクウェア・エニックス傘下に入ったEidosの看板タイトル「Tomb Raider」の最新作についてGame Informerに取り上げられています。そして「Tomb Raider」の看板娘、ご存じララ・クラフトのニューイメージが同誌最新号の表紙を飾っていますのでご紹介。







Jan2011_cover_b

誰ですか?と言いたくなるほど垢抜けた・・・というよりはバタ臭く無い美人のララさんにビックリですよ。今作では21歳と若い頃のララが登場するとのことですが、それでもやはり別人レベルです。

私が初めて「Tomb Raider」の映像を見たのはPS版の初代だったと記憶しています。3Dを活かした高いゲーム性と高い難易度で話題になったタイトルでしたが、私が一番衝撃を受けたのはララ・クラフト(当時はレイラだったか)のビジュアルです。イデオンを最初に見たときに近い衝撃でしたね。

本来なら初代のショットを掲載したいところですが良い画像が見つからなかったので、最近の作品「Tomb Raider Underworld(2008年)」のイメージワークを貼ります。

Tru

ハードの性能向上に伴い初代の頃のようなインパクトは薄れているものの、それでも並み居る洋ゲーの中でもトップクラスのバタ臭さですね。あくまでもGame Informerに掲載された最新作のイメージショットをベースにゲーム映像が制作されると仮定しての話ですが、今作におけるビジュアルイメージの変更は2009年にスクエニがEidosを買収したことが若干でも影響しているのかな?と思ってしまいます。

私は和ゲーと同じぐらいに洋ゲーも好きですが、人物の描き方、特に女性に関してはどうにも受け入れられないのが現状です。これは個人の好みですから仕方ない。FFもFF10までとFF12以降では登場人物が確実にバタ臭くなっていますし、FF7だってPSP「クライシスコア」のエアリスのバタ臭さに驚愕した事は未だに記憶に新しい。

今や私の中では「世界向け=バタ臭い女性キャラ」になりつつあるのです。国産デベロッパによる世界向けタイトル、「VANQUISH」しかり、最近発表された「Binary Domain」しかり・・・。まるで料理の際の塩胡椒や味の素のように「取りあえずバタ臭くしておけ」というマニュアルでも有るのですか?と真剣に聞きたいぐらいです。西洋の料理全てにバターが入っている訳でも無いでしょうに。

で、このような国内の流れの中、スクエニが洋ゲーのバタ臭さを軽減しようとしている(ように感じられる)のは実に面白いのです。まぁ「Tomb Raider」シリーズに限って言えば、ララのバタ臭いビジュアルが一つのアイデンティティになっているとも思うので変更の是非については今の時点ではコメントが出来ないのですが。

なお、この新生「Tomb Raider」、対応プラットフォーム等は明らかにされていません。PS3/PC/360あたりが妥当だとは思いますが、このあたりは正式発表待ちですね。「Reboot」を掲げる新生「Tomb Raider」がどのような方向性に向かっていくのか、興味深く見守りたいと思います。もうこの際ララに妹が二人、しかも双子だったりしても私は驚かない覚悟は出来ています。

関連記事
January Cover Revealed - News - www.GameInformer.com
Tomb Raider revealed by Square Enix in Game Informer | Joystiq