商標登録情報やゲーム雑誌の表紙バレである程度は明らかにされていましたが、ようやくガストのアトリエシリーズ最新作「メルルのアトリエ~アーランドの錬金術士3~」が正式発表されましたのでご紹介。公式サイトもグランドオープンされていますよ。







メルルのアトリエ~アーランドの錬金術士3~

今回の発表における注目ポイントは「恐怖から期待」「主人公の名前が凄い」の二つです。

人間誰しも未知なるものに対する恐怖があるはずです。2011年3月6日に秋葉原で開催された「電撃感謝祭」においてアトリエシリーズの最新作の存在が明らかにされた時も、作品に対する期待より「機種未定」の恐怖が大きかったのも事実。ここ数週間、「ヘビーレイン」のQuantic Dream最新作とアトリエシリーズ最新作のハードが気になって仕方なかった世界中のゲームファンが眠れぬ夜を過ごしていたはずです。

ようやく晴れてPS3専用タイトルである事が発表され、私も記事として書くことが出来ました。偶然ではありますがQuantic Dreamの方も先般SCE独占である事が明らかになりましたよ。

次は「主人公の名前が凄い」事です。私は商標でタイトルが判明したときも9割近くはダミーだと思っていました。だってメルルですよ、主人公ですよ。手塚治虫氏や鳥山明氏が自身を模した?キャラを説明役の端役として自作品に登場させたことはありますが、商業作品で主人公キャラに主要スタッフを連想してしまう名前を使うなんて例はあまり聞いたことがありません。特に岸田メル氏は男性でもありますし顔出しされているクリエイターです、普通は被らないようにしますよね。

メル氏のTwitterによると偶然と言いますか少なくともメル氏の意向ではないとの事ですが、だとすると開発陣としては「敢えてのネーミング」と受け取ることが出来ます。名前に何らかの意味があると考えても良いでしょう。

個人的には何故か一人だけ時間軸がおかしくなってしまったロロナ以上にクーデリアの身長が気になります。ロロナと同じ時間軸ならば身長が更に低くなっているのかも知れません。それ以前にクーちゃんは登場するのだろうか、実は全ての登場シーンは建物や什器に隠れていたという裏設定が存在するのかもです。

「メルルのアトリエ~アーランドの錬金術士3~」はアーランドシリーズの最終作である事が既に発表されています。同時にメル×ガストの最終作だと思われますし、PS3専用アトリエについても一端の区切りになるかも知れません。次なる新作はNGP(仮称)とのマルチに期待したいところです。PhyreEngine採用タイトルでもありますしね。

なお、2011年4月1日には先般開催された電撃祭で上映されたPVが公開予定とのことです。

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ガスト  2011-06-23

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ガスト  2011-06-23

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