ハガレンの荒川弘氏の新作「銀の匙」が連載開始されましたね。サンデーという事でゆうきまさみ氏の「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」を思い出す人も多いんじゃないかな。上手い人は外連味の少ないジャンルでもキッチリと存在感を出してくるなぁというのが1話の感想。

さて、パブリッシャの関係で日本版の発売は不可能だと思われていた「Mass Effect 2」PS3版がエレクトロニック・アーツから発売される事が話題になっていますのでご紹介。







楽天ブックス: Mass Effect2 PS3版 - PS3 : ゲーム

恒例の「い~でじ」ではなく楽天ブックスに登録されています。発売日も6月9日と明らかにされていますね。今週発売の雑誌で詳細が明らかになりそうです。

ご存じのとおり「Mass Effect」シリーズは海外ではEAがパブリッシャとして販売しています。ME1~ME2は元々PC/360用として開発されていたこともあってでしょうか、日本の360版はMSより発売されました(PC版はEA)。

しかし2010年11月にPS3版「Mass Effect 2」が開発されていることが明らかになったその時から日本のゲームファンにとっては思わぬ苦しみが待ち受けることになりました。ニュース自体は実にめでたい訳ですが、前述した通り日本国内におけるパブリッシャの絡みでPS3版の国内発売はほぼ絶望的だと予想されていたからです。

また、同じくBioWareが開発する「Dragon Age」はローカライズ作業の膨大さが理由かどうかは不明ですが、本家EAからではなくスパイクからローカライズされる事になりました。

このことから判るとおりEAはRPGタイトルのローカライズには積極的ではないし、スパイクはMSと親密な関係にあるためPS3バージョンのみをローカライズするような事はしないはず。下手をすればMSが「コンシューマ版Mass Effect」の権利を取得しているかも知れず、このパターンだと飼い殺しは確定です。海外版のトロフィーが日本語登録されているとの情報もありましたが、日本販売を確定づけるものではありません。

この八方ふさがりに近い状態の中でEAがPS3「Mass Effect 2」の日本語版発売に踏み切ったのはタイトルにも書いたとおり「望外の喜び」以外に現す言葉がありません。所有PCのゲーム性能は低く、360本体を所有するには至っていない私でも「Mass Effect 2」を自宅でプレイする事が可能になるのですから。

問題は5/19「グングニル」→6/9「Mass Effect 2」→6/23「メルル」のコンボが完遂できるかどうかですな。取りあえずPS3版発売を祝して「Mass Effect 2」購入決定です。