米アップルは2011年10月5日、先般CEO職を退任していたスティーブ・ジョブズ取締役会会長の死去を発表した。56歳。
本来であれば著名人の訃報に際して記事を書く事は管理人の柄ではないのだが、Appleフォロワーとは言えない立場から見続けてきたスティーブ・ジョブズ氏を書いてみたいと思う。
私は2年前までApple製品とは縁が無かった。Appleユーザデビューは「iPhone3G」であり、25年に渡るPCライフでApple製PCを触ったことは現在の会社に転職して最初の半年間ぐらいである。
「何故マウスが一ボタンなんだ?」という誰もが抱くような疑問を今更のように感じつつ、不慣れなファイルメーカーやページメーカーで仕事をしていた。思えばもう16年も前の話である、何故私が配属された部署だけにMacintoshが設置されていたのかを知るものは誰も残っていない。
PCに関してはずっとMS系OSを使い続けてきたこともあり、不本意ながら私はMS派という事になるのだろう。個人的にOSは「良し悪し」よりも「慣れているかどうか?」を重視しているので、Win7の今でも見た目はWin95の頃から殆ど変わらない「パフォーマンス重視のクラシック」だ。MacintoshのUIがいかに先進的であろうと今後も乗り換える予定は無い。
とまぁAppleについて思い入れも無く、詳しいわけでも無い私がスティーブ・ジョブズ氏についてあーだこーだと書くことは出来ない。しかしハイテク機器メーカーの雄として常に前線で戦い続けてきたAppleのリーダーであるジョブス氏の訃報を知った際の寂寥感が意外なほどに大きかったのも事実。
常に遠くからAppleを通してジョブス氏を見続けてきた印象は「モノづくりに対するセンスや情熱と経営センスのバランスが抜群」であり、「個性を押し付ける傲慢さ」を維持し続けるパワフルな巨人というものだった。特に後者こそがジョブス氏がトップに復帰した後のApple躍進の原動力であり、常に少数派であり続けたAppleプラットフォームが今なお熱狂的なファンに支持され続ける理由の源泉であろう。まさに「巨人」と呼ぶに相応しい。
最後はゲームブログらしく締めたい。
日本と欧米におけるゲーム文化の違いや売れる売れないと言った議論が絶えない昨今である。今や少数勢力となって久しい日本産ゲームが世界で戦うためには、ジョブス氏のような「個性をドヤッと押し付ける」事が出来るパワフルなクリエイターの存在を軸に「モノづくり」に立ち返ることが求められていると私は考えている。
さて、今日は仕事終わりにau版「iPhone4S」の予約に行くとするか。
本来であれば著名人の訃報に際して記事を書く事は管理人の柄ではないのだが、Appleフォロワーとは言えない立場から見続けてきたスティーブ・ジョブズ氏を書いてみたいと思う。
私は2年前までApple製品とは縁が無かった。Appleユーザデビューは「iPhone3G」であり、25年に渡るPCライフでApple製PCを触ったことは現在の会社に転職して最初の半年間ぐらいである。
「何故マウスが一ボタンなんだ?」という誰もが抱くような疑問を今更のように感じつつ、不慣れなファイルメーカーやページメーカーで仕事をしていた。思えばもう16年も前の話である、何故私が配属された部署だけにMacintoshが設置されていたのかを知るものは誰も残っていない。
PCに関してはずっとMS系OSを使い続けてきたこともあり、不本意ながら私はMS派という事になるのだろう。個人的にOSは「良し悪し」よりも「慣れているかどうか?」を重視しているので、Win7の今でも見た目はWin95の頃から殆ど変わらない「パフォーマンス重視のクラシック」だ。MacintoshのUIがいかに先進的であろうと今後も乗り換える予定は無い。
とまぁAppleについて思い入れも無く、詳しいわけでも無い私がスティーブ・ジョブズ氏についてあーだこーだと書くことは出来ない。しかしハイテク機器メーカーの雄として常に前線で戦い続けてきたAppleのリーダーであるジョブス氏の訃報を知った際の寂寥感が意外なほどに大きかったのも事実。
常に遠くからAppleを通してジョブス氏を見続けてきた印象は「モノづくりに対するセンスや情熱と経営センスのバランスが抜群」であり、「個性を押し付ける傲慢さ」を維持し続けるパワフルな巨人というものだった。特に後者こそがジョブス氏がトップに復帰した後のApple躍進の原動力であり、常に少数派であり続けたAppleプラットフォームが今なお熱狂的なファンに支持され続ける理由の源泉であろう。まさに「巨人」と呼ぶに相応しい。
最後はゲームブログらしく締めたい。
日本と欧米におけるゲーム文化の違いや売れる売れないと言った議論が絶えない昨今である。今や少数勢力となって久しい日本産ゲームが世界で戦うためには、ジョブス氏のような「個性をドヤッと押し付ける」事が出来るパワフルなクリエイターの存在を軸に「モノづくり」に立ち返ることが求められていると私は考えている。
さて、今日は仕事終わりにau版「iPhone4S」の予約に行くとするか。