エンターブレインの浜村弘一氏が講演“ゲーム産業の現状と展望<2011年秋季>”を開催 - ファミ通.com

多岐に渡る講演内容ですが、やはり興味深いのはPS Vitaに関するところです。

特にPS Vita3Gモデルの初回限定50万台は｢かなり足早くなくなるはず｣と、早い段階で売り切れるだろうと予想。そしてPS Vita自体も「PSPのロンチ時を上回る半年で160万台の出荷が見込める」と、こちらも大胆予想を披露しています。

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この時期に悪いことを言わないのは当然として、業界関係者の3Gに対する期待度の高さにはちょっと違和感があります。確かにWi-Fiルータと併用することで同等以上の通信環境が得られる事は判っていても、「本体のみで繋がる」「通信レディまでのラグが殆ど無い」事を考えると確かに3G搭載機は魅力的なんですよね。

でも、FOMAハイスピードでフルに使う為には月5460円の定額プランに入る必要があります。プレスカンファレンスで発表されたプリペイドプランでは128kbpsという制限が生じるために、PSNでコンテンツをDL購入することもオンライン通信対戦を楽しむことも実質的に不可能です。

プリペイドでは「この速度で繋いで何するの？」というのが現在の印象で、一方定額プランは現在発表されているiPhone4Sの定額よりも高いですからねぇ。「定額分で何するの？」と言ったところです。

とまぁPS Vitaの3G周りに関しては不満を感じているのも事実ですが、PS Vita本体の性能や品質、ロンチタイトルに対しては満足しています。思えばPS3は予約出来ずに諦めて数日遅れのオークションで入手した事もあり、PS Vitaは是非とも発売日に通常価格で入手したい。

今となっては店頭に並ぶ必要が無い通販で確保できるのであればWi-Fiでも3Gでもどちらでも良いというのが本音です。将来的にもう少し魅力的なプラン（月10時間フルスピードで1500円とか）が提示されることを期待して3Gを購入しようかな・・・と少し揺らいでいます。

PS Vitaの予約開始は2011年10月15日からです。

ゲームかなー : PS Vitaの3Gプリペイドに用意されたFOMAハイスピード3時間は「お試し時間」らしい。ちなみに定額は月5460円（税込）。