【注目記事:Vitaの素朴なQ&A/九条氏が絶4を語る/FF14は大幅修正】
シャナ3期が終わるまでに2期を視聴しておきたい。やはり物語は完結させて初めて「作品として完成」したと言えるが、現在主流のクロスメディアビジネスの視点だと「完結=商品としての終わり」として敬遠される傾向にある。芸術と金(ビジネス)の微妙な関係はルネサンスの頃から変わらないことは理解しつつも、現在においては一般視聴者・読者さえも「(どのような醜態をさらそうとも)終わらない」事を望んでいるようにも感じる。自分の気に入った甘美なフィクション世界にいつまでも浸りたいという逃避願望の現れであろうか。
さて、国内外で大きなハレーションを起こしているPS Vitaの「3G制限」について、SCEAのボスであるジャック・トレットン氏がインタビューに答えていますのでご紹介。
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国内では決して歓迎されている訳ではない3G通信時における20MBのダウンロード制限についてトレットン氏は「恐らくはパートナーのプランに基づいて決定したものだろう」と、あくまでも日本の通信キャリアであるドコモの判断である事、そして北米とは別の話である事を示唆したコメントを残しています。このあたり、SCEJ及び日本国内のメディアが「通信制限はドコモが決めた」と公表することは絶対にあり得ない事です。トレットン氏としても曖昧な回答をして北米市場に変な情報が流れては困るでしょうから最低限の自衛はされていますが、他エリアのビジネスパートナーを暗に批判する事に若干の抵抗を感じているかのようなコメントです。
ドコモとしてもPS Vitaと提携すること自体は大きなビジネスチャンスだと期待はしているでしょうが、本業に負担を掛けたり損をするつもりは勿論無いでしょう。特にトラフィック増加については世界中で問題として挙がっていますし、及び腰になるのは仕方ありません。
まぁどっちが悪いと言った話ではないですよね。ケチったドコモも、それでもドコモを採用したSCEJも。今度は日本の反響を受けて欧州や北米がどのようなプランや速度を提示してくるのかに注目です。