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先般、PC版の発表が行われて話題となった「ダークソウル」に関するインタビュー記事がファミ通.comに掲載されていますのでご紹介。





PC版『DARK SOULS(ダークソウル)』気になる疑問を宮崎ディレクターに直撃【GGD 2012】 - ファミ通.com


――PC版は、PS3版、Xbox 360版を忠実に移植しつつ追加要素を加えたものになるのですよね?
宮崎英高氏(以下、宮崎) はい。基本的には忠実な移植になります。解像度に変更はありませんし、フレームレートが60になるということもありません。

――新エリアのボリュームはどれくらいになるのでしょうか?
宮崎 エリアの単位は本編と変わりません。ゲーム中マップを歩いていて、シチュエーションが変わるとマップ名が表示されることがあると思いますが、ざっくりとあれが1エリアの単位でして、それが3つくらいあるとお考えください。また、その内のひとつは"黒い森の庭"の過去の姿です。大きな構造は同じですが、細部は異なっているという感じなので、完全に新しいマップを歩くこととは別種の探索感があると思います。

――対人戦でも新しい趣向があるようですね。
宮崎 その点については、現状で詳しいお話はできないのですが、あくまでもおまけ要素とお考えください。ごくシンプルで、製品について言うには適切でない言葉かもしれませんが、『DARK SOULS(ダークソウル)』としては実験的な要素になると思います。

PC版の開発スタートが昨年秋以降という宮崎氏のコメントには驚きました。オリジナルの開発メンバーがどれだけ関わっているのかは判りませんが、移植を別デベロッパに丸投げという事でも無さそうです。

しかし、PC版を待ち望んでいたファンが、PS3/Xbox360からの「忠実な移植」をどのように受け止めるかは判りません。ファンとは我が儘なもので、「PC版を出すならば高解像度・高フレームレートは当然」だと思っている可能性も高いからです。彼らの大半はコンソールも所有しているでしょうからね。

そして、残念なニュースも飛び込んできました。

PC向け『Dark Souls: Prepare to Die Edition』の更なる詳細が明らかに - Game*Spark


日本での発売は未定。
現時点でPC版の追加要素をコンソール版にもたらす計画はない。
まぁ、初出時のメディア記事修正からしてもコンソール版へのフィードバックは期待出来ないなぁと思っていました。「パブリッシャがバンナム」である事が強調されている事からも判るとおり、色々とバンナム流(笑)

PS3/Xbox360版を開発した本家チームは別のプロジェクトに動いていると思っておきましょう。