
resume-of-ex-sony-employee-indicates-work-on-ps4-started-two-years-ago
元SCEAのR&DディレクターAttila Vass氏のlinkedinデータには下記のように掲載されています。Next Generation PlayStationAugust 2010 to April 2012Team Members: Attila VassGraphics Library, Security
勿論、これだけの情報では次世代PSの開発スタート時期が2010年8月なのかどうかはわかりませんが、Vass氏は1998年からPS2の開発にも関わっているベテラン開発者としての実績から、次世代PS開発の初期メンバーに名を連ねていても不思議ではありません。
もし本当に次世代PSの開発スタートが2年前だとするならば、噂されている2013年ホリデーシーズンのデビューは厳しく、PS3同様にマイクロソフトから遅れて発売されるという状況が繰り返される可能性は高いでしょう。
SCE内部でも次世代Xboxとの同時期発売に拘るべきだと言う意見と、性能を重視して価格や発売時期に拘るべきではないという意見が対立しているとの噂も流れています。マスプロダクションを前提としたゲームハードですが、もう「高くても良いモノは売れる」という時代では無いですからねぇ。新ハードの舵取りは難しい。
据置ゲーム機のコスト配分の難しさは、先般E3で最終仕様が公開された任天堂の「Wii U」を見ていても苦心していることが伺えます。ギミックにコストを使わざるを得ないWii Uと比べると、次世代Xbox/PSが本体に割けるコストは遥かに高いものでしょうが、その分求められる性能も高くなります。
先日発表されたGaikai買収に伴うクラウドテクノロジーがどのような形で次世代PSに反映されるのか?ある程度の最終仕様が予想されつつある次世代Xboxと、全貌が想像も出来ない次世代PSとの比較は実に面白く(まさに流行の「クラウド=雲」のようにつかみ所がない)、ある意味横並びの対決だったPS3/Xbox360時代とは異なる次世代ゲーミング対決が実現されるのかも知れません。