
インディーズ開発者: iOSやAndroid向けより、Vita向けに開発したい(1)|みらいマニアックス !
GDC2013で発表されたPSVita関係のインディーズタイトルは下記の通り。
【GDC 2013 Vol.8】インディーズゲームを大きくプッシュしたソニーのPSN向けラインナップが公開 / GameBusiness.jp
色々と刺激的な発言も飛び出していますが、あくまでも「PSVita開発」に関するパネルディスカッションでのことです。最初からPSVitaについてネガティブなコメントをする場ではないという事、そして恐らくGDCに限らず海外開発者の間で任天堂ハードを「オチ」にするのが流行しているのであろう事も考慮しておかなければいけません。
しかし、そのあたりを頭に入れていたとしても、Hogg氏の発言は実に興味深い。
そうです、インディーズクリエイターの多くが「クリエイター兼プログラマー(経験者)」なのです。
これは現代のゲームシーンでは、インディーズ以外のスタジオでゲームデザイン等を手がける「クリエイター」が直接プログラムを組むこと自体が皆無に近い事(プログラマー経験が無い人も多いはず)を考えると興味深いと思いませんか?(昔はセガの中裕司さんがバリバリのクリエイター兼プログラマーで有名でしたね)
そして、実際にゲームのコードを書くのはプログラマーですが、その現場で働くプログラマーの声は殆ど我々には届きません。
要するに、「クリエイター」と「プログラマー」の視点を持つインディーズ開発者に支持されるハードこそが「サードから愛されるハード」だと考えても良いのかも知れません。
勿論、プログラマーやクリエイターから愛されたとしても「サードからソフトが多数発売される」状況に持ち込める訳ではありません。Hogg氏曰く「惨め」な思いをしてでもゲームを作らなければいけない事だってあるでしょう。
プラットフォームホルダーとしては「開発者から愛される」ハードで満足してはダメなのです。
パネルの参加者は、Bobby King氏 (The Pinball Arcade)、Richard Hogg氏 (Frobisher Says)、Brian Provinciano氏 (Retro City Rampage)、Chris Harvey氏 (Guacamelee, Tales From Space: Mutant Blob Attacks、Drinkbox)ら4名。
この参加者により、ソニー及びVitaでの作業経験についてのディスカッションが行われた。パネルの司会は、Vita向けにRunner2を開発中のGaijin GamesのAlex Neuse氏だ。
圧倒的な意見は、小規模な開発者にとって、Vitaに向けの開発は素晴らしいということだ。
これは様々な理由がある。iOSとAndroidのアプリストアで見られるようにはマーケットが飽和していないことは、理由の一つだ。
さらに言えば、Vitaで開発するのが簡単なのもその理由だ。Provinciano氏は、Retro City RampageのVitaへの移植版をたった一日でプレイできる状態にまで持って行くことができた。Frobisher Saysでは、開発キットを受け取ってから最終ビルドを提出するまでの開発期間が8ヶ月しかかからなかった。
Hogg氏は「プログラマーとしては(ニンテンドーDS向けの開発は)私の人生で最も惨めな時期の一つ」だったが、Vitaはその反対だったと語った。
含めて参考になることには、ソニーの開発者サポートチームへのアクセスがある。
このチームのメンバーは、Frobisher Saysのクレジットに掲載されている。ゲームの開発における、疲れを知らぬ素早い支援によるものだ。
次の作品をVitaに出す予定があるか、とNeuse氏が尋ねた際、4名は全員即座に頷き、前向きだとはっきりと答えた。実際、King氏によると、FarSight Studiosは、Vitaに向けの未発表の新しいIP(アクションパズル)に取り組んでいる。
GDC2013で発表されたPSVita関係のインディーズタイトルは下記の通り。
【GDC 2013 Vol.8】インディーズゲームを大きくプッシュしたソニーのPSN向けラインナップが公開 / GameBusiness.jp
【PlayStation 3 and PlayStation Vita】
・Divekick
・Dragon Fantasy Book II
・Luftrausers
・Spelunky
・Hotline Miami
・Guacamelee!
・Thomas Was Alone
【PlayStation Vita】
・Friend Network App
・Limbo
・Metrico
・Velocity Ultra
色々と刺激的な発言も飛び出していますが、あくまでも「PSVita開発」に関するパネルディスカッションでのことです。最初からPSVitaについてネガティブなコメントをする場ではないという事、そして恐らくGDCに限らず海外開発者の間で任天堂ハードを「オチ」にするのが流行しているのであろう事も考慮しておかなければいけません。
しかし、そのあたりを頭に入れていたとしても、Hogg氏の発言は実に興味深い。
Hogg氏は「プログラマーとしては(ニンテンドーDS向けの開発は)私の人生で最も惨めな時期の一つ」だったが、Vitaはその反対だったと語った。
そうです、インディーズクリエイターの多くが「クリエイター兼プログラマー(経験者)」なのです。
これは現代のゲームシーンでは、インディーズ以外のスタジオでゲームデザイン等を手がける「クリエイター」が直接プログラムを組むこと自体が皆無に近い事(プログラマー経験が無い人も多いはず)を考えると興味深いと思いませんか?(昔はセガの中裕司さんがバリバリのクリエイター兼プログラマーで有名でしたね)
そして、実際にゲームのコードを書くのはプログラマーですが、その現場で働くプログラマーの声は殆ど我々には届きません。
要するに、「クリエイター」と「プログラマー」の視点を持つインディーズ開発者に支持されるハードこそが「サードから愛されるハード」だと考えても良いのかも知れません。
勿論、プログラマーやクリエイターから愛されたとしても「サードからソフトが多数発売される」状況に持ち込める訳ではありません。Hogg氏曰く「惨め」な思いをしてでもゲームを作らなければいけない事だってあるでしょう。
プラットフォームホルダーとしては「開発者から愛される」ハードで満足してはダメなのです。
エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~(通常版)
PlayStation 3
ガスト 2013-06-27
Amazonで詳しく見る
エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~ プレミアムボックス
PlayStation 3
ガスト 2013-06-27
Amazonで詳しく見る
PlayStation Vita 討鬼伝 鬼柄(おにがら) (初回特典『ミタマ「一寸法師」ダウンロードシリアル』 同梱) 初回特典『ミタマ「新島八重」ダウンロードシリアル 付
討鬼伝(PSVita)
討鬼伝(PSP)