
Q-Games President Says Wii U Needs “Super IP” | My Nintendo News
Q Gamesの社長Dylan CuthbertがWii Uについて語っています
念のために、キュー・ゲームスは京都のソフトハウスです。社長のDylan Cuthbertさんが海外インタビューに答えていますので、最初は「ん?」と思ってしまいがちですけど(笑)最近では「PixelJunkシリーズ」で知られていますが、任天堂とも縁が深いソフトハウスです。
さて、Cuthbertさんの指摘は「Wii U」の現状を適切に指摘していると感じました。
2012年末に発売された「Wii U」は国内外で不振に陥っています。その事は「マリオ・モンハン・ドラクエ・ポケモンを擁したゲーム機が売れない」という現実を私達のような古くからのゲームファンにつきつけたようなものです。
任天堂云々はぶっちゃけどうでも良いのですが、国内でミリオンクラスのタイトルをかき集めてもハードが売れないのですから、SCEやマイクロソフトのようなハードにとっては「打つ手」が見つからないのです。4番バッターやエースピッチャーをかき集めたのに最下位に沈むプロ野球チームを傍目から観ている他チームのファンみたいなものです。(フットボールはスター選手を集めても足し算にはならないスポーツなので、今回は敢えて野球を例に挙げました)
しかし、これらファースト・サードのビッグタイトルの煌めきで覆い隠されていますが、現時点で任天堂が提示している「Wii U」への取り組みは、「完全新規」で一般層に「これは新しい」と思わせるプロジェクトが殆ど存在しません。
思えば、DSならば「脳トレ」「ニンテンドッグス」、Wiiなら「Wii Sports」「Wii Fit」といった「そのハードから産み出された新しい遊び」がハードを牽引してきたのです。
「Miiverse」はクローズドなSNSにすぎませんし、「カラオケ」は80年代の文化です。「Wii ストリートU」もグーグルのありものを使っているにすぎません。「Wii Uだから遊べる」というものは殆ど存在していません。
加えてゲームソフトも定番のキャラクタやジャンルのゲームばかりです。
本来ならば「革新的なゲームプレイ」を産み出すべく開発されたWii Uゲームパッドを活用したゲームそのものが「Wii Uならではの遊び」にならなければいけないのですが、肝心の任天堂ですら「Wii Uならでは」のゲームをアピールしきれていないという印象です。
勿論、任天堂も「新しい遊び」の創造に急ピッチで取り組んでいるとは思うのですが、先般世界中を震撼させた「E3での大規模プレゼン中止」という決定から考えても、思うように進んでいないのかも知れません。
確かにマリオやゼルダやスマブラといった「既存のゲームの最新作発表」程度ならば、小規模イベントで十分だという判断は間違っていないのでしょう。
はたして、今年中にWii Uから「新しい遊び」は産まれてくるのでしょうか?
Q Gamesの社長Dylan CuthbertがWii Uについて語っています
彼ら(任天堂)はゲームで結果を出さなければいけません。多分彼らは真に人々の興味を惹き付けるような「凄い新規IP」を欲しています。しかし彼らは常に追いつきます。彼らは常に革新的です。最初に発表されたDSも、当初は上手くいかないだろうと言われました。しかしそれは1億以上を販売し、数多くの革新的なタイトルがあります。私は彼らが非常に売れるものを見つけ出してくるだろうと思います。誰がWii Fitが1500万台も売れる事を知っていたでしょうか?
念のために、キュー・ゲームスは京都のソフトハウスです。社長のDylan Cuthbertさんが海外インタビューに答えていますので、最初は「ん?」と思ってしまいがちですけど(笑)最近では「PixelJunkシリーズ」で知られていますが、任天堂とも縁が深いソフトハウスです。
さて、Cuthbertさんの指摘は「Wii U」の現状を適切に指摘していると感じました。
2012年末に発売された「Wii U」は国内外で不振に陥っています。その事は「マリオ・モンハン・ドラクエ・ポケモンを擁したゲーム機が売れない」という現実を私達のような古くからのゲームファンにつきつけたようなものです。
任天堂云々はぶっちゃけどうでも良いのですが、国内でミリオンクラスのタイトルをかき集めてもハードが売れないのですから、SCEやマイクロソフトのようなハードにとっては「打つ手」が見つからないのです。4番バッターやエースピッチャーをかき集めたのに最下位に沈むプロ野球チームを傍目から観ている他チームのファンみたいなものです。(フットボールはスター選手を集めても足し算にはならないスポーツなので、今回は敢えて野球を例に挙げました)
しかし、これらファースト・サードのビッグタイトルの煌めきで覆い隠されていますが、現時点で任天堂が提示している「Wii U」への取り組みは、「完全新規」で一般層に「これは新しい」と思わせるプロジェクトが殆ど存在しません。
思えば、DSならば「脳トレ」「ニンテンドッグス」、Wiiなら「Wii Sports」「Wii Fit」といった「そのハードから産み出された新しい遊び」がハードを牽引してきたのです。
「Miiverse」はクローズドなSNSにすぎませんし、「カラオケ」は80年代の文化です。「Wii ストリートU」もグーグルのありものを使っているにすぎません。「Wii Uだから遊べる」というものは殆ど存在していません。
加えてゲームソフトも定番のキャラクタやジャンルのゲームばかりです。
本来ならば「革新的なゲームプレイ」を産み出すべく開発されたWii Uゲームパッドを活用したゲームそのものが「Wii Uならではの遊び」にならなければいけないのですが、肝心の任天堂ですら「Wii Uならでは」のゲームをアピールしきれていないという印象です。
勿論、任天堂も「新しい遊び」の創造に急ピッチで取り組んでいるとは思うのですが、先般世界中を震撼させた「E3での大規模プレゼン中止」という決定から考えても、思うように進んでいないのかも知れません。
確かにマリオやゼルダやスマブラといった「既存のゲームの最新作発表」程度ならば、小規模イベントで十分だという判断は間違っていないのでしょう。
はたして、今年中にWii Uから「新しい遊び」は産まれてくるのでしょうか?