
スクウェア・エニックスHDの2013年3月期の決算は大幅な赤字に - ファミ通.com
2013(平成25)年5月13日開催 決算説明会資料(和文/スライド)


いや、まぁ、現状を鑑みるに妥当な方針なんですよね。
動向が気になる「FFヴェルサス」あたりは例外中の例外としても、HD用RPGの制作はアクションゲームよりも時間が掛かります。「FF13」から「FF13-2」が2年、そして「LRFF13」までが2年弱(予定)というスパンで開発されていますが、「続編」だからこそのスピード開発なのかも知れません。
当たり前の話ですがゲームは発売されない限り利益には結びつきません。そう考えると「2年に1本」ペースでも遅い訳で、ビジネスを重点的に考え出すと自然と回転が速い小規模開発にシフトします。ソフトハウスとして「ソフトの安定供給」は最低限の責務ですから仕方ありません。
そしてスマホやタブレットといったコモデティデバイスへの注力も同様です。前述した「小規模開発」ともリンクします。今後は買取アプリの単価を家庭用ゲーム機並に上げていく事が出来るのか?が鍵となるでしょう。
こちらも同様。地域に適したコンテンツの提供は大切だと思います。しかし、それは「ワールドワイド」を前提とした大規模開発の否定にも繋がります。
という事で、凄くシンプルで真っ当な方針だとは思うのですが、「スクウェア・エニックス」という会社に適しているかどうかは話が別です。
当然の話、「売れるもの」を販売しなければ売れません。何でも良いから、と適当に作ったゲームソフトをリリースして売れるなら苦労はしません。厳密には「売れる商品=客が求めている商品」では無いのですが、少なくとも「客が求めていない商品」は売れませんし、「客が求めていない商品」しか出せなかったのが現状のスクエニなのです。
スクウェア・エニックスは国内外で高い人気を誇るIPを多数抱えていますが、その多くが「RPG系作品」に偏っています。スクエニから真っ先に「レーシングラグーン」や「アインハンダー」を連想する人は少ないでしょう。いやまぁ私は両方とも買いましたが(笑)
RPG作品をハードの進化に合わせて相応のボリュームで開発するなら時間やコストが掛かります。
人気IPの小規模なゲームやアプリを出すと「ブランドの食いつぶし」と批判されます。
開発期間を短縮しようとHDの続編を出すと「FF13はもう良いから次のを出して」と言われます。
挙げ句の果てには「ヴェルサスまだー」と叫ばれるのです。
正直なところ、誰だって頭を抱えてしまいそうな状況です。
そして、スクエニファンの中には「FFやドラクエのナンバリングを正当進化させないなら、スクエニなんてどうなってもよい」と思っている過激なファンも存在します。
改めて「本当の意味でのスクエニファンは極々少数」だという事を認識したような気がします。
各々のフランチャイズのファンが集結して「スクエニファン」という曖昧な集団を形作っているだけなのです。しかも、各々のファンは実に我が儘です。
やたらと注釈や但し書きが多いのです(笑)
一応の「元スクエニファン」としては、「FFヴェルサス」と「FF14新生」の行く末がハッキリしたらスクエニの事は一旦リセットするつもりです。私達オールドファンが望む「古き良きスクウェア、古き良きエニックス」が戻ってくることがあり得ない事も確信していますので。
2013(平成25)年5月13日開催 決算説明会資料(和文/スライド)


いや、まぁ、現状を鑑みるに妥当な方針なんですよね。
長期大規模開発の見直し→開発の回転を上げる
動向が気になる「FFヴェルサス」あたりは例外中の例外としても、HD用RPGの制作はアクションゲームよりも時間が掛かります。「FF13」から「FF13-2」が2年、そして「LRFF13」までが2年弱(予定)というスパンで開発されていますが、「続編」だからこそのスピード開発なのかも知れません。
当たり前の話ですがゲームは発売されない限り利益には結びつきません。そう考えると「2年に1本」ペースでも遅い訳で、ビジネスを重点的に考え出すと自然と回転が速い小規模開発にシフトします。ソフトハウスとして「ソフトの安定供給」は最低限の責務ですから仕方ありません。
ゲーム機としてのスマートデバイス
そしてスマホやタブレットといったコモデティデバイスへの注力も同様です。前述した「小規模開発」ともリンクします。今後は買取アプリの単価を家庭用ゲーム機並に上げていく事が出来るのか?が鍵となるでしょう。
地域に応じたプロダクトポートフォリオ
こちらも同様。地域に適したコンテンツの提供は大切だと思います。しかし、それは「ワールドワイド」を前提とした大規模開発の否定にも繋がります。
という事で、凄くシンプルで真っ当な方針だとは思うのですが、「スクウェア・エニックス」という会社に適しているかどうかは話が別です。
当然の話、「売れるもの」を販売しなければ売れません。何でも良いから、と適当に作ったゲームソフトをリリースして売れるなら苦労はしません。厳密には「売れる商品=客が求めている商品」では無いのですが、少なくとも「客が求めていない商品」は売れませんし、「客が求めていない商品」しか出せなかったのが現状のスクエニなのです。
スクウェア・エニックスは国内外で高い人気を誇るIPを多数抱えていますが、その多くが「RPG系作品」に偏っています。スクエニから真っ先に「レーシングラグーン」や「アインハンダー」を連想する人は少ないでしょう。いやまぁ私は両方とも買いましたが(笑)
RPG作品をハードの進化に合わせて相応のボリュームで開発するなら時間やコストが掛かります。
人気IPの小規模なゲームやアプリを出すと「ブランドの食いつぶし」と批判されます。
開発期間を短縮しようとHDの続編を出すと「FF13はもう良いから次のを出して」と言われます。
挙げ句の果てには「ヴェルサスまだー」と叫ばれるのです。
正直なところ、誰だって頭を抱えてしまいそうな状況です。
そして、スクエニファンの中には「FFやドラクエのナンバリングを正当進化させないなら、スクエニなんてどうなってもよい」と思っている過激なファンも存在します。
改めて「本当の意味でのスクエニファンは極々少数」だという事を認識したような気がします。
「ファイナルファンタジー」のファン
「ドラゴンクエスト」のファン
「キングダムハーツ」のファン等々
各々のフランチャイズのファンが集結して「スクエニファン」という曖昧な集団を形作っているだけなのです。しかも、各々のファンは実に我が儘です。
「(HDでFF13以外の)ファイナルファンタジー」のファン
「(シングルプレイの)ドラゴンクエスト」のファン
やたらと注釈や但し書きが多いのです(笑)
一応の「元スクエニファン」としては、「FFヴェルサス」と「FF14新生」の行く末がハッキリしたらスクエニの事は一旦リセットするつもりです。私達オールドファンが望む「古き良きスクウェア、古き良きエニックス」が戻ってくることがあり得ない事も確信していますので。