
Pachter Predicts Wii U Price Cut, Feels Nintendo Is Losing "Non-Traditional" Players To Social And Mobile - Nintendo Life
我々は任天堂がWii Uの点火に失敗すると思い続けています。そして次世代コンソール市場が任天堂からマイクロソフトとソニーへと移り変わるものと思っています。
インストールベースでは次世代は現世代より10%~20%小さくなりそうです。
しかし、ソニーとマイクロソフトは8500万~1億台(現世代では7500万台)、任天堂は5000万台(現世代では1億台)と構成は非常に異なります。任天堂のコンソールベースが5000万台に低下したのは、カジュアルゲーマーの離反を反映しています。サードパーティがEAに続いてWii Uを捨てるならば、Wii U所有者もマイクロソフトやソニーの次世代コンソールを購入する事になりそうです。
最新のWedbushレポートからの抜粋になります。興味がある方は元文のPDFをどうぞ。
https://equities.wedbush.com/clientsite/research/showReport.asp?Path=WedbushJvs14174.pdf
パクちゃんの数字は相変わらず適当です。
ゲームかなー : 著名アナリスト「Wii Uは良くて4500万台、最悪2500万台で生涯を終えるだろう」
Pachterはコンソールがあまり売れないだろうと考えており、「楽観的」に見てライフサイクル内で4000~4500万ユニット、「悲観的」な見方として2500万ユニットの販売を推測しています。
1月中旬の発言では、最悪ならゲームキューブと変わらない2500万台に留まるって主張していたのですが、その間に何かポジティブな情報が発表されたようにも感じません。確かにE3期間に向けて色々と密な発表を「直接」お届けしてくれるようですが、その内容の殆どがコアな任天堂ファンを喜ばせるだけのものである事が予想されています。
このあたりは過去の記事でも何度か指摘している事です。コアな任天堂ファンへの訴求に全力を注ぐことは伝わってきますが、それ以外の「カジュアルゲーマー」に対する訴求姿勢が見えていない以上、2500万→5000万という数字には説得力を感じません。それに5000万台って、1月時点の「楽観的」なユニット数(4000~4500万台)より多いじゃないですか(笑)
さて、今年に入ってから色々な人のWii U悲観論を読んできました。
ゲームかなー : CVG「2000万のGCユーザはWii Uを買う。他のカジュアルゲーマーは次世代機を買わない」
Wiiを買った他の8000万?拡大されたカジュアルとノンゲーマー?彼らがWii Uを買わないならば、他のコンソールも買う可能性はありません。任天堂は苦しい時期に入っていると思います。Wii Fit Uのようなタイトルがカジュアル層にヒットすれば巨大な市場を獲得するでしょう。しかし、そうでなければライフタイムの販売目標は公平に見て2000万です。
このCVGライター・Rob Crossley氏が主張する「任天堂ファン2000万+カジュアル8000万」という1億台のWiiユーザ構成は実に判りやすく納得できるものだと私は感じています。その移ろいやすい8000万人の心をゲットするには「新しい体重計」や「凄い体重計」では厳しいはずです。
ある意味、Wiiやキネクトのような大きな確変は期待出来ないものの、SCEがPS4でアピールしている「ゲーム機特化」というコンセプトは一番堅実なのかも知れません。こういった「一発芸ハードで暴利を貪る」事を最初から考えていないようなやり方や、計画的な値下げといった施策というのは家電メーカーであるソニーならではなのかも知れませんね。