100afdasf少し悲しい噂情報をご紹介。







マイクロソフトがE3プレスカンファレンス後のラウンドテーブルをキャンセルしたらしい


まずは「ラウンドテーブル」って何ぞやというところから。

当ブログでは時折出している単語ですのでご理解いただいている方も多いと思いますが、「共同インタビュー」や「囲み取材」だと認識していただければ問題無いと思います。

ラウンドテーブル (曖昧さ回避) - Wikipedia
特にマスコミの世界では、取材対象者に対し数人の記者が共同でインタビューを行うことを指す。プレスブリーフィングの一種。

過去に何度も参加させていただいたゲームブロガー体験イベントでも、試遊後に開発者や広報の方に対して複数のブロガーが質疑応答をしています。これも「ラウンドテーブル」と呼べるでしょう。ぶっちゃけ、私などは質疑応答目当てで参加しているようなものです。

さて、今回の噂は、E3のプレスカンファレンス後に開催される予定だったラウンドテーブルが急きょキャンセルされたというものです。

これは何を意味するのでしょうか?

何の説明もなければ「カンファレンス後の反応が芳しく無い」可能性を危惧しての事前対応だと勘ぐることも出来ます。

5月21日に開催されたXbox Revealイベントはゲームに関する発表が少なかった事で徹底的に批判されました。更には「常時接続」や「中古対策」に関する不正確な情報が交錯したこと、その不正確な情報のままで放置してしまった事でメディアやゲームファンからの心象を悪くしています。

確かに「オールインワンマシン」として考えるならば色々と注目するべき要素はあったのかも知れませんが、まず最初にXboxOneの情報を取り上げるのはゲーム専門メディアなのです。

また、E3では「ゲーム、ゲーム、ゲームだよ」とアピールしていますが、発表されるタイトルの殆どはPS4とのマルチで、独占タイトルも「キネクト」要素が盛り込まれている可能性は大でしょう。だってXboxOneのアイデンティティなんですから。

そうした状況の中でラウンドテーブルが開催され、ゲームメディアから「やっぱりキネクトキネクトですね!」と立て続けに攻撃されるのはMSからするとたまったものではありません。集まったゲーム以外のメディアに対しても「こんなんで大丈夫か?」と悪い印象を与えかねません。

それにXbox Revealでも問題になった「中古対策」等に関する内容はMSとしても積極的に聞いて欲しくない情報だという事は理解出来ますし、この手の情報は後からメディア向けにプレスリリースで発表した方が無難です。我々ブロガーですら質疑応答では「聞いて欲しくないだろうなぁ」という質問を浴びせます、海外メディアなら尚更でしょう。

手間は掛かりますが、メディアごとに対応してなるべく好印象を与えるというやり方は間違っていないのかもですが、「逃げた」と思われても仕方ありません。

追記:1対1のインタビューもキャンセルしたという情報もあります・・・どういうことや。
Microsoft Cancelling One-on-One Interviews with Xbox Executives at E3


このような懸念を吹き飛ばすような発表がE3で行われる事に期待しましょう。