
次々にハード投入し自ら首を絞めた任天堂、復活の鍵は何か | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉:日経BPオールジャンルまとめ読みサイト
経営コンサルタント大前研一氏の記事。
3DSとWii Uの販売台数は、旧世代機の販売台数に遠く及ばない。とりわけ、Wii Uの販売台数が低迷していることが、業績不振に大きく影響している。
任天堂という会社は、商品の寿命が非常に短いということが問題の核心なのである。あるいは任天堂自身が次々にハードを投入するために、自ら製品寿命を短くしてしまっている、という見方もできる。ゲーム機の世代交代時には、旧世代機がオールクリアされる。会社全体を支えてくれていた商品が、数年後にはきれいになくなってしまうのだ。
つまり、ハードの更新に失敗した、あるいはその更新を急ぎすぎたということになる。本来なら、ハードをいったん世に出せば、ソフトをどんどん出して、ますますそのハードが売れるようにしなければならない。
まずは「商品の寿命が非常に短い」という点について。このあたりはビジネス面だけで考えると「寿命が短い」という結論しか出てこないのかも知れませんが、ゲームビジネスは常にライバルメーカーと競い合っている状況ですからメーカーの思惑通りに事は運びません。ソフトの投入に関しても「時代に沿った」性能のハードを適切なタイミングで出さないと相手にされなくなります。そう、WiiUのように・・・。
直近の任天堂ハードの世代交代で考えると3DSのタイミングは悪くなかったと思うものの、WiiUに関しては明らかに「遅かった」という認識です。あれだけ一世を風靡したはずの「Wii」というハードが一気に落ち込み、ソフトが全く発売されない状況のままでWiiUが発売されています。もう少しWiiで開拓したカジュアル層に活気が残っている間に次世代のWiiUを出していれば・・・と思います。明らかにWiiはバトンを渡すことも出来ずに力尽きているのです。
なお、前述した通り3DSはタイミングこそは悪くないと思うものの、ロンチ時の価格(25000円)で失敗しています。素早いタイミングで15000円への強烈なアンバサダーを実施した事でハードの普及ペースは持ち直しているものの、「それでも赤字」という結果の方が印象深い。
まぁ25000円という価格も当時から「ふざけんな」的なものでしたが、あの価格のままで現時点のようなセールスを残さないとWii/DS時代のような利益を確保する事は難しかったのでしょう。
任天堂はもともと「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」で地位を築いた会社なので、「スーパーマリオブラザーズ」などの家庭向け健全路線のプログラムを主体としている。その路線から離れない、という方針は間違っていないのだろう。ソニーの「プレイステーション(PS)」用のゲームが格闘技や殺戮も辞さない、というのとは一線を画している。また比較的好調なマイクロソフトの「Xbox」はスポーツやカーレースなどアメリカ人好みのソフトを多発している。
このあたりも、ゲーム専門ではないコンサルタントらしい浅い知識のコメントだという事はゲームファンなら誰でも2秒で気付くでしょう。しかし、新清士あたりも同様だと思いますが、プロのゲームジャーナリストに一度チェックして貰った方が良いのでは・・・。全体的に良い事や為になる事を書いていても、些末なミスや勘違いがあると記事全体の信憑性が無くなります。
確かに、ナイキがカロリー消費量などを計測してスマホと連携するといった商品を出しているし、タニタやオムロンなどの健康機器も次第に“スマート”になってきている。
ただ、すでに多くの企業が参入し、さまざまなアイデアを出している健康分野はまさにスマホがその中核頭脳となっている。スマホではなく、コンソールとソフトと一体で任天堂が参入して爆発的なヒットを生み出すことができるのだろうか。
(中略)
スマホではない独自のハードとソフトというヒントだけで批判することは避けなくてはならないが、先行きに不安を感じるのは私だけではないはずだ。一刻も早く新コンセプトの発表を聞き、日本発の世界商品メーカー・任天堂の復活を見届けたい、と思っている。
そして任天堂健康事業に対する不安。結局はどこに行っても「スマホ」との正面対決は避けられない訳で、ゲーム以上に専用デバイスの不利さを指摘する人は少なくありません。
市場が伸び続けているスマートデバイスや、実質これから誕生するウェアラブルをレッドと言っておいて、健康事業のどこがブルーなんだ、とは100人が100人思う事だけど、社内では誰も突っ込めない(わかってない)だろうしねえ。
— 岡本 基 (@obakemogura) 2014, 1月 30
任天堂がエンタメノウハウを生かした健康事業にも、という件。ありだと思うが、問題は圧倒的にレッドオーシャンなところに突っ込もうとしている、という点。ソニーだって似たような話をしてる。そこで「任天堂だから違う」をスタートから、どう徹底して出すのか。そのアプローチに興味がある。
— Munechika Nishida (@mnishi41) 2014, 1月 30
あれは多分ペーパーウェアならぬペーパー事業だと思う。>再来年度に事業展開という展望も出ているが、任天堂が遠目の日付で予定を立てたらたいてい延期するということを任天堂ファンはよく理解している。 変わらない任天堂、変われない任天堂 http://t.co/kxDz3oLYXy
— 岡本 基 (@obakemogura) 2014, 2月 4
1年後には無期延期か、無かったことになってる可能性が大きいんじゃない? Wii Vitality Sensor以上にペーパー感強い。
— 岡本 基 (@obakemogura) 2014, 2月 4
個人的には任天堂には健康事業にガッツリと取り組んで欲しいのですけどねぇ、そうしたら当ブログで取り上げる必要も無くなる。
仮面ライダー バトライド・ウォーII
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