龍が如く6 命の詩。









PS4「龍が如く6 命の詩。」のストーリーをクリアしましたので軽くネタバレ無しの感想でも。

ボリューム

まず、ストーリークリアまで15時間前後ぐらい。メインのボリュームは過去作と大差無い感じですが、本作は桐生一馬単独主人公で「最終章」という事もあってストーリーに入れ込んでしまいアッという間に終わってしまった印象。「龍が如く」シリーズはミニゲームやサブイベントが楽しくて「つい寄り道してしまう」作りですが、「龍6」はストーリー優先で進めてしまう人も多いんじゃないかな、私もそうだった。

ストーリー

本作は「親子」が重要なテーマで、作中に複数の親子関係が描かれます。

9月頃「澤村遥に子どもがいた」という衝撃的なニュースが話題を呼びました。作中でも遥の子ども「ハルト」の父親は誰なのか?を追いかける形で物語が展開されます。このあたりは実際にプレイして欲しいのですが、私は桐生一馬にすげー感情移入してしまった。父親の経験なんて無いのにね(笑)

もう一つのテーマ「桐生一馬 最終章」としてはどうでしょうか。

コチラもネタバレだらけですので最後までプレイして楽しんでいただきたい。ラストは「○○○○」や「○○○○○○○の○○○」あたりを連想したなぁ。

ただ結末部分を除くと「集大成感」が無かったのは少し残念。過去作品で登場したお馴染みキャラの扱いも今ひとつだったし。入院や逮捕でキャラクターを縛るのは横山氏の悪い癖か?

PS4専用ゲームとしてどうよ

「龍が如く6 命の詩。」はPS4専用開発で今までのPS4/PS3縦マルチ時代から大幅にビジュアルがグレードアップしています。直前までプレイしていたFF15と比べるとさすがに見劣りしますが、基本国内(+アジア)向けのゲームとしては最高峰のビジュアルでしょう。

ビジュアル強化やロードが少なくなったメリットは大きいけど、基本的にはPS3メインだった時代と大差無しって感じ。


バトル

バトルも桐生一馬一人で戦闘モード切り替えもないので少し単調でしたが、ヒートモードからの顔面連打は実に爽快で楽しかった。ちなみに連射コントローラがあれば戦闘難度はすげー下がります(笑)

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まとめ

とりあえず駆け足でストーリークリアしましたけど「感無量」。他の魅力的なキャラクターも見てみたかったとか残念な部分もありますけど「感無量」。

他にも「クランクリエイター」やお馴染みプレイスポット、いきなり巻き込まれるサブクエストといった魅力的な要素が山ほど盛り込まれていますが、コチラは時間を見つけてプレイしたい。

桐生一馬の物語は「龍が如く6 命の詩。」で終了しましたが、名越氏は「龍が如く」の終了については言葉を濁しています。キャラクターを一新した「龍が如く」を作るのか、同一コンセプトの作品を作るのかは判りませんが、せっかく構築したドラゴンエンジンを1作だけの採用に留めるつもりは無いでしょう。

その前に「龍が如く極2」リメイクとかやりそうだけど。個人的には秋山さんのスピンオフを遊んでみたい。

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