スーパーマリオラン





任天堂、どこまで走れる「マリオラン」 買い切り型で注目


■SMBC日興証券の前田栄二シニアアナリスト
 マリオランの課金率(利用者のうちお金を払った人の比率)は15~20%と、追加課金ありのゲームの倍程度になるとみている。この前提で売上高300億円~400億円、営業利益100億円~140億円程度の貢献が見込める。

 課金率が想定を上振れれば任天堂の収益にプラスなのはもちろん、「買い切り型」というビジネスモデルが成り立つという証明にもなる。ゲームアプリのビジネスが広がり、ゲーム業界にも朗報となるだろう。

 ■カドカワの浜村弘一取締役(ゲーム情報誌「ファミ通」元編集長)

 ヒットするかの予想は立てづらいが、任天堂が持つ知的財産の強さを証明した「ポケモンGO」がひとつの尺度になる。認知度が高いマリオというキャラクターの力で、ポケモンGO並みのダウンロード数を達成する可能性がある。マリオランは買い切り型のため、課金を前提にダウンロードするユーザーが多いと考えられる。一般的なスマホゲームに比べ課金率は高くなるだろう。

 「パズル&ドラゴンズ」など一部の作品による寡占化が進んでいたスマホゲーム市場で、ポケモンGOは普段ゲームをあまりやらないライトユーザー層を取り込んで成功した。マリオランも買い切り型の成功モデルを打ち立て、ゲーム市場を変える役割を期待したい。

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反応

ポケGOはライトユーザー層を取り込んで成功 Wiiも最初は同じように評価されたけど今はご覧の有様。 ポケGOもマリオランも「キャラ&ゲーム性」の使い回し作品だし、任天堂はいまのアップルみたいに往年の輝きが薄れつつあるかも

最初は売れるだろうけど、その後どうなるか・・・


とりあえず株価がドンと上がる事だけは予想出来る。そして、少し経ってから海外投資家の利益確定売りで下がる事も。買い切りゲームが増えることは歓迎したいけど、成功したとしても業界的には「マリオだから」という見方になりそう。