エース安田氏






エース安田氏の分析記事より

【月間総括】新ハードの初期出荷台数はプラットフォームの成功を左右するのか? - GamesIndustry.biz Japan Edition
エース経済研究所では,

(1)2週めまでに50万台販売できなければ失敗がほぼ確定し,
(2)発売までの準備が成否を決め,
(3)発売後の挽回策にも効果がない

という経験則があることを指摘した。PS3は(1)を満たすことができず,大失敗に終わった。このように書くと8000万台以上の累計売上台数があるPS3を大失敗いうのはおかしいと思われるかもしれない。
 しかし,1億台以上の販売を目指すという戦略目標を達成できなかったことに加え,ライフサイクル全体で巨額の損失を計上したと推測されることから見て,大失敗とする判断は適切である。つまり,経営という観点からは,ある時点での瞬間的な販売台数にはまったく意味がない。

(中略)

体験会で特徴的だったのは,スプラトゥーン2の人気の高さである。13日に発表されたばかりにも関わらず,体験会での人気は圧倒的であった。そこでとくに目立ったのがカップルと思しき人たちであった。従来,こういった体験会は休日の早朝に出発する必要があることから,自身の経験でも圧倒的に男性が多い傾向があったため,これは驚きであった。
 Wii Uの販売は確かに不振であったが,新しいゲームを楽しむ層を生み出した可能性があるのではないかと感じている。

 予約も,現時点で地方の一部を除き,ほぼ発売初日分は完売になっているようだ。1月23日に任天堂が直販を開始した際も販売サイトがほぼ1日中つながりにくいような状態で,多くの人がNintendo Switchを買い求めた模様だ。

 おそらく,現時点でSwitchのほぼ成否は決まっていると思われるが,任天堂側から予約状況について公式の発表がないため,確定することができない。ただ,プレイヤーの反応がすこぶる良好に見えるのは期待できる状況にあるということであろう。

相変わらずの安田節。PS3に関しては大成功とは言えないものの、失敗という印象も無いなぁ。台数こそ出したものの、途中で大失速したWiiに関してはどう考えているんだろうか?

「ニンテンドースイッチ」に関してはソフトもハードも絶妙と微妙の境界線を行ったり来たりという印象。私個人が欲しいと思うかどうかは別の話ね。数ヶ月後の安田氏レポートが楽しみだ。