「世界をひっくり返す」には最高の技術提供を 将来の夢は日本のゲームを再び世界一にすること | Cygames Magazine(サイマガ)

今後の話をするには、まず昔と、今のゲーム業界の話をしなくてはいけないですね。
今から10年以上前ですが、日本のゲームが世界で一番すごい!と言われていた時代がありました。

日本製のゲームハードが多く流通して、ソフトでも日本製の良いゲームがたくさん発売されていましたが、だんだんと海外製の良いゲームが作られるようになり、気付いたら今ではすっかり海外に追い抜かれてしまっています。

――最近はあまり聞かなくなりましたが、日本は「ゲーム大国」なんて呼ばれることも多かったですよね。
はい。そして個人的な夢でもあるのですが、今後はそんな状況をひっくり返して、もう一度、世界から「やっぱり日本のゲーム・ゲーム業界はすごい」と言わせてやろうと思っています。そしてその先頭にサイゲームスが立っている。そんな未来を目指しています。

(中略)

――音楽もムービーもクラウド(ストリーミング)型になってきましたよね。
はい、未来のことはわかりませんが、ゲームもそうなる可能性は高いと思っています。
我々は以前より、さまざまなプラットフォームでゲームを作ってきました。フィーチャーフォン時代と初期のスマートフォン時代はWebプラットフォームで、現在のスマホゲームはほとんどネイティブアプリ(※)のプラットフォームで作っています。この他にもPCやコンシューマーゲーム機向け、それに加えてVR/ARのゲームやコンテンツを作ってきています。

我々としてはプラットフォームへのこだわりはそれほどはなく、「どのプラットフォームでも良いもの、面白いものを作るだけ」だと思っています。もちろん、プラットフォーム毎の特徴があるのでそのプラットフォームに最適なスタイルで作りますが。

ですので、クラウドゲームの時代が来たら、ユーザーのみなさんの遊ぶシーンを掴みながら、クラウド向けの面白いゲームを作るだけだと思っています。


ネタにされがちですが、それなりに期待はしている。金持ってるところがちゃんと日本市場に向けたゲームを作らないとね。インディー規模で国内向けを作られても、AAAでも海外受けをメインにされても響かない。