「冷たいシャワー」が病気を減らすとの研究結果、減量やメンタルヘルス改善の効果も - GIGAZINE

日本には、精神統一や健康などを目的に滝の水を浴びる滝行という修行があります。わざわざ滝に打たれなくても、家で冷たいシャワーを浴びたり水風呂に入ったりするだけで健康上のさまざまな効果が得られるということが、複数の研究により分かってきました。

◆冷たいシャワーを浴びると体調が崩れにくくなる
イギリス・ハートフォードシャー大学の心理学・スポーツ科学研究センターで所長を務めているリンゼイ・ボトムス氏によると、人が冷たいシャワーを浴びるようになったのは19世紀初頭とのこと。当時のイギリスの精神病院や欧米の刑務所では、「炎症を起こした脳を冷やす治療」という名目で、収容者に対して冷たい水が浴びせられていました。

半分拷問のような形で始まった冷たいシャワーによる健康法ですが、オランダで行われた大規模な実験により、実際に健康上のメリットがあることが確かめられました。この研究では、まず18~65歳の参加者3000人を集めて、1ヶ月間毎日温かいシャワーを浴びるよう依頼しました。参加者は「温かいシャワーを浴びるだけのグループ」と、「温かいシャワーを浴びた後冷たいシャワーを浴びるグループ」の2つに分けられました。

実験期間終了から3カ月後に、参加者が病気休暇をとった日数を調査したところ、「温かいシャワーを浴びた後冷たいシャワーを浴びたグループ」はもう一方のグループに比べて、病気休暇をとった日数が29%減少したことが分かりました。冷たいシャワーを浴びる時間は、30秒・60秒・90秒の3段階に分かれていましたが、冷たいシャワーを浴びる時間は実験結果に影響を与えなかったとのことです。

◆免疫の向上・神経の活性化・血行の促進
冷たいシャワーを浴びると病気になりにくくなる理由は、はっきりとは分かっていませんが、チェコで行われた研究により免疫が関係している可能性があることが示唆されています。この研究では、陸上競技をしている若い男性らを集めて週3回、6週間にわたり冷たい水に1時間つかってもらったところ、血液中の免疫細胞や免疫物質の量が有意に増加したことが確かめられました。

(中略)

◆ダイエット・認知機能向上・うつ病改善
冷たいシャワーは減量に役立つという研究結果も報告されています。若い男性に32度・20度・14度の温度の水につかってもらった2000年の研究では、14度の水につかった人は新陳代謝が350%も高くなったことが分かりました。新陳代謝が活発になると、カロリーの消費量も増えるため、体重のコントロールに役立つことが期待できます。


反応
お風呂上がりには冷たいシャワーを浴びることにしてる(。・・。)
冬はポカポカにして出てくるけど

ふむ、毎日お風呂上がりに冷たいシャワー浴びてたけど、こんなに効果があるのか。サウナ⇨水風呂もこの効果のより強いものって感じだもんな。

なんかそんな感じする

今年自宅で温浴後水風呂の代わりに水シャワーしていたけど健康上のメリットもあるんだそうな

7月頃に発表しろよ(笑)来年には忘れてる