冬の正しい乾燥対策 加湿器は部屋の中央、つけっぱなしで睡眠は「NG」(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース

 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室は、昨年11月の事務連絡で寒冷場面における新型コロナの感染防止のポイントとして「適度な保湿」が必要とし、「湿度40%以上を目安」とした。

 英イエール大学の研究では、新型コロナは湿度60%に近くなると、ほかの湿度に比べて早く減退した。また厚労省によると、新型コロナウイルスは湿度70%(室温20℃)のときに感染力が弱くなったとの報告がある。

 さらにインフルエンザウイルスの場合、湿度50~60%(室温22℃)で生存率が下がるとされる。

(中略)

湿度を調節する大きな武器となるのが加湿器だ。家族3人暮らしの2LDKを想定した場合、どこに設置すればいいのか。広島工業大学環境学部建築デザイン学科准教授の宋城基さんが効果的な使用方法を説明する。

「加湿器を置く場所の大原則は常時、人がいるところです。短時間しかいないトイレや廊下は加湿不要ですし、人の集う『リビング』と『寝室』には加湿器を設置すべきでしょう」

(中略)

リビングに加湿器を設置する際は、「部屋の中央」が基本だという。

「効率よく加湿するためには、加湿器は部屋の真ん中に置いてください。またエアコンと併用する場合は、エアコンの風の通り道に設置すると、水蒸気を含んだ空気を部屋中に拡散できます」(一石さん)

 エアコンの正面側の壁近くに加湿器を設置すると、エアコンの風と加湿器の空気がうまく循環して、効率よく室内を加湿できるとされる。

 ただし「結露」には気をつけたい。

「加湿器を用いて空気中の水分量が増えると、窓や壁に接触した空気が冷やされて水滴となる『結露』が生じます。これを放置すると、黒カビや青カビなどが発生します。

 特にドアノブや窓のサッシが金属製の場合、温度差で結露が起きやすいので、窓ガラスやサッシにエアパッキンを張ったり、カーテンを二重にして結露を防ぐ必要があります」(宋さん)

 壁近くや窓際に加湿器を設置すると、結露を招くので部屋の中央に置きたいというわけである。結露すると、せっかくの水分が奪われるので、効率的に加湿できるという面もあるのだ。

「睡眠中、加湿器を使った方がいいのか」

 そう悩む人は多いだろう。答えは「NO」だという。

「就寝時に加湿器をつけっぱなしにするのはよくありません。深夜から明け方にかけて部屋の温度が下がるため、加湿器をつけていると湿度が上昇しすぎて、結露が発生しやすくなります。

 もし気になるようでしたらタイマーつき加湿器での対応が無難です。その場合、2時間ほどが目安でしょう」(一石さん)

 加湿器がないという家庭でも、工夫次第でしのげる。



反応
超音波式加湿器は周りが白くなるので悩ましい

軽い物なら高い場所から宙吊りにして使いたい感じ。
開発したら売れると思う。

乾燥すると寒く感じるので適度に加湿します。

温度は同じでも湿度が上がると違うんだよね。

結露さえしなければ、就寝時に加湿器をつけっぱなしにしても良いということですね

PC関連機器への影響が気になりました。
近くには置かない方がいいのかな。

今年は象印の加湿器を買ったので今から楽しみやわ。