細田衆院議長の“100万円しか”発言に自民OBが苦言「頭がおかしいとしか…」(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

コロナ禍による景気悪化で賃上げも期待できず、さらに物価高、資源高に苦しむ庶民にとって「月額100万円」の固定収入は夢のまた夢だ。それなのに「100万円しか」とは驚くが、この発言に対し、「頭がおかしいとしか思えない」と断じるのが福田赳夫元首相の秘書で、自民党本部情報局国際部主事を務めた経験を持つ中原義正氏(79)だ。

 中原氏は、細田氏の父で、第二次中曽根内閣で運輸大臣などを務めた吉蔵氏(享年94)と、当時の佐藤派(周山クラブ)などを通じて親しい関係にあったといい、「吉蔵氏は議員の間で『きっちゃん』などと呼ばれ慕われていた。人間味のある温かい人だった」と振り返りつつ、細田氏を「父親とは全く違う」と言い、「100万円しか」発言にこう苦言を呈した。

「『100万円しか』と言うが、日本の国会議員の厚遇ぶりは世界で群を抜いている。こうした非常識な発言を平気で言うのは、(細田氏が選挙などで)死に物狂いで汗をかいて国会議員になった経験がないからだろう。いわゆる世襲議員は、庶民生活の厳しい現実に目が向かないのだ」

反応
細田議長のように世襲議員全てとは言わないが、叩き上げ議員のような苦労(地盤看板鞄なし)をあまり経ずに議員に収まっている方が多く、国会議員としての資質に疑問ありの先生方がいる。
衰退一途の日本底上げのためにも、選挙制度を抜本的に変えるべきだ。例えば、世代別に議員定数枠を設け、若い世代の代表を登用しやすくするとか。憲法上問題があれば、憲法を変えたらいい。

こんな特権階級意識に浸りきっている議員ばかりだから議員定数を減らせ!といった民主主義を逆行させる論調が闊歩するようになるのです。
議員は我々国民主権者の代理人なのであって偉い人ではない。

細田発言に見る自民党の実態とは、世襲議員ばかりが増えて、国民生活や現代の世界政治の危機に目が行かず、甘えているとしか思えない言動が続いている危機的状況にある、ということだ。

世襲議員が悪いとは一概にはいえないけど、大臣とか要職には就いてしまうからおかしなことになる。世襲に権力が集まってるから間違ってもそうはならんのだろうけど。