アメリカではキャッシュレス決済の普及によってチップを支払う習慣が混乱している - GIGAZINE

アメリカでは料金とは別に、サービスを受けたことに対する心づけとしてチップを支払う習慣があります。しかし、キャッシュレス決済の普及によってこれまでチップを渡してこなかった店でもチップが要求されるようになるなど、消費者からはチップという習慣が手に負えなくなってきていると不満の声が上がっています。

(中略)

伝統的にレストランのような店舗では、従業員への給与が最低賃金よりも低く設定されており、差額は顧客から受け取るチップで埋め合わせることが慣習となっています。しかし、多くの消費者はコーヒーショップやその他の飲食店などでのキャッシュレス決済によって強制的にチップを要求されることにいら立ちを感じているとのこと。マレー州立大学のイスマイル・カラバス氏は「消費者は方法やタイミングによってはチップのような一方的な習慣を嫌がる傾向にあります」と述べています。

ペンシルベニア州の電力会社で働くクラリッサ・ムーア氏によると、レストランやコーヒーショップ、ファストフード店などでチップを要求されるだけでなく、最近は住宅ローン会社からもチップを要求されるようになったとのこと。ムーア氏は「さまざまな店舗でチップを要求されることは嫌な気分になりますが、払いたくないからといってチップを支払わないと、より気分を害することになります」と述べ、消費者がどこに行っても半強制的にチップを要求されることに不満の声を上げています。
















ほんまアメリカって世話になってるグローバル企業が多いから身近に感じがちだけど、国というか文化はほんま苦手だし嫌い